新生児スクリーニング検査で「リファー(要再検)」や「難聴の疑い」と告げられ、頭の中が真っ白になっていませんか?不安な気持ちでいっぱいのなか、必死にスマホで検索している方も多いと思います。
私自身も、かつて同じ道を通った一人です。当時は先が見えず、、、。今回は、あの頃の私が「本当に知りたかったこと」と「今すぐできる具体的な一歩」をまとめました。
新生児スクリーニングで「リファー」「難聴」と言われたら、まず何をすべき?
結論からお伝えします。精密検査の結果を待つ間、もしあなたが一人で不安に押しつぶされそうなら、まずはお住まいの地域の最寄りの「聾学校(ろう学校)」へ電話をしてみてください。
「えっ、まだ確定診断も出ていないのに?」と思われるかもしれません。実際、以下のような理由でためらう方も多いです。
- まだ「難聴」と確定したわけじゃないし…
- 「成長してからじゃないとできない精密検査がある」と言われた段階だし…
- まだ生まれたばかりの新生児(乳幼児)だし…
- そもそも聾学校に相談していい立場なのかわからない…
結論、すべて大丈夫です。診断が未確定でも、お子さんがどんなに小さくても、聾学校は相談を受け付けてくれます。まずは一本の電話をかけるだけで、心の中にある「見えない不安」の輪郭が少しずつ見えてきます。
聾学校(早期乳幼児相談)へ電話すると、どんな相談ができる?
聾学校には、乳幼児期からの「聞こえとことばの相談窓口(早期相談)」が必ず用意されています。そこでは以下のような相談が可能です。
- この子のために、親である私が「今」してあげられることは何か
- これからどうやってコミュニケーションをとっていけばよいのか
- 次に病院や行政で、誰に何を質問すればよいのか
- 将来の保育園・幼稚園、就学の選択肢にはどんなものがあるか
特に新生児期の場合、医学的には「次の精密検査(ABR検査など)を待つ」ことしかできないケースも多々あります。それでも、未知の「難聴」という世界への恐怖や、孤独感を、専門家が優しく受け止め、軽くしてくれるはずです。
新生児期・乳幼児期に知っておきたい「正しい情報源」と相談窓口
難聴の疑いと言われた直後は、ネット上の偏った情報に振り回されてしまいがちです。パニックにならないために、まずは以下の「4つの専門窓口」があることを覚えておいてください。
| 相談先 | 主な役割・相談できること |
|---|---|
| ① 最寄りの聾学校 | 家庭での育て方、親子のコミュニケーション、将来の教育相談 |
| ② 耳鼻咽喉科(専門外来) | 客観的な精密検査(ABRなど)、医学的な診断・経過観察 |
| ③ 療育センター・言語聴覚士(ST) | 聞こえの状態に応じたことばの訓練、療育方針の組み立て |
| ④ 市区町村の子ども支援窓口 | 補聴器購入費の助成制度、手帳の申請、地域の福祉サービスの案内 |
まとめ:心が折れそうなあなたへ。道しるべは必ずあります
わが子の難聴と向き合う中で気づいたのは、それぞれの専門家が、それぞれの立場で支えてくれるということです。
- 医師は、客観的な「診断」をくれる。
- 言語聴覚士は、専門的な「訓練方針」をくれる。
- 自治体の窓口は、使える「制度や助成」を教えてくれる。
- そして聾学校は、「今、親として子どもに何ができるか、どう育てていくか」を一緒に悩んでくれる場所でした。
「難聴」という言葉を突きつけられた瞬間は、絶望的な気持ちになるかもしれません。しかし、あなたは決して一人ではありません。頼れる場所は必ずあります。まずは一歩、お近くの聾学校へ相談の電話をかけてみてくださいね。
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