【作成日:2022/01/09】
我が家は幸いにも、妻から「他所の家よりはやっているんじゃない?」っと言ってもらえています
妊娠、産休、出産、育休・・・
そもそも育児自体が母親に偏りがちですよね
その延長上で、難聴のこと、療育のこと、母親がメインで考えることになったりしていませんか?
「俺だって手伝っている!」
っという声も聞こえてきそうですが、
この言葉の違和感わかりますか?
育児も療育も手伝うことではなく、一緒にやっていくもの、参加していくものです。
さて、一般的なことを書いてみましたが、我が家の場合を書いてみたいと思います。
お母さま方からは、やって当たり前!
お父さま方からは、そうなんだよ!
っという反応になりそうな気もしますが、お互いに新しい気づきがあれば幸いです
私の参加具合
妻から「他所の家よりはやっているんじゃない」と言ってもらえる、時間的な参加具合はこんな感じです。(あくまで療育にしぼります)
- 月1回、通院・リハビリの付き添い
- 月1回、聾学校の手話口座参加(療育というよりは自己研鑽込みですが)
- 月1回、聾学校のグループ学習参加(休暇の関係で行ける範囲で)
- 毎日の18:00からの家庭内リハビリ(主に人工内耳装用の見守りと音のインプット、あとはお守り)
なので、月2~3回の仕事休暇と、基本残業なしの退社を会社と調整しています。
どうでしょう?他所の家よりやっていますかね?
我が家の場合、年子の長男がいること・難聴児が二人いること(双子共に難聴)から妻だけで回るはずのない環境という特殊性はありますが。
父親の療育への参加について、私の考え
まず、大前提となりますが、我が家の場合、療育について妻がメインになってしまうことは、致し方ないことだと思っています。
(世の中のお母さま、怒らないで聴いてください・・・(T_T))
なぜなら、私は正社員でフルタイム、妻は療育のためにパートタイムに正社員から降りて働いており(週3勤務&時短)、
そもそも、妻がメインで療育にかかわる体制を組んでいるからです。
妻も働いており、仕事と療育メインで重い負担を強いていることは理解していますが、この体制を組んでいる以上、療育を考える時間を多く有している妻がメインで療育について考えることになるのは、致し方ないかと思っています。
※念のため、念のため書いておきますが!!!メインと書いているだけで、妻よろしくって考えているわけではないですよ!!!私もメインで動く気持ちでやっています!!!客観的事実を書いているだけです。
おそらく、世の中のお母さま方も頭では理解しているのだと思いますが、真正面からこんなこと言われたら、感情面ではイラってしますよね。ごめんなさい。
療育については、決して他人事ではなく、自分事として動いています。
ただ、メインで動いている妻からすれば、やって当たり前、そんなこともできないの?っと思われることも多々あるかと思います・・・
父親は、父親で懸命に考えています。
懸命に頑張っているのに、空回りしてうまくいかない新人を見る優しい目で、できないことではなく、やれたことに目を向けていただけると幸いです。
そんな余裕ないっと突っ込まれそうですが・・・
(我が家だけかな)
父親からすれば、母親は育児・療育の先輩・・しいてはプロです。同じ土俵に立つことすらどうにもならないのです・・・気持ちは負けず頑張っていますが実力が追い付かない・・・
妻には見えていないかもしれないこと
ここまで書いたので、妻には見えていないかもしれない、父親の苦悩も書いておこうと思います。
「どんなに頑張っても、最終的にこどもはママに行く!」っていう話ではないです(苦笑・泣)
休暇足りますか?
まず、休暇について・・月2~3回の休暇。みなさんの職場では有給休暇が足りますでしょうか?
私の職場では足りません。無給の休暇を取得して、療育に携わっています。
会社制度を活用して、無給の休暇を取得しているので、体裁上は会社からの評価には影響しないとなっています。
が、同僚や上司からしたらどうでしょうか。月2~3回休む社員。
幸いにも、同僚や上司に恵まれ、支援いただきながら休みを取らせてもらっていますが、周りに迷惑をかけながら休暇を取得しています。
どんなに大事な打ち合わせがあっても、療育の予定を優先して休みを取らせてもらっています
毎日定時に帰る社員
曲がりなりにも中堅社員です。責任のある立場にもいます。
後輩もいます、配下で動く人間もいます。
結構忙しい仕事を任されています。
そんな人間にそんな仕事を任せるなよっという話もあるかもしれませんが、
どんな状況でも定時に帰っていきます。(ちょいちょい1~2時間延長になることもしばしば)
働き方改革のこのご時世があったからこそ、なんとか保てていますが、
そういった環境に身を置いています。
毎日、皆が働いている中、帰っていきます(主にリモートワークですが)
時短勤務にするという話もありましたが、
お金のかかることも見えている難聴児・3兄弟の育児、理解のある上司に相談して働き方を融通させてもらっています
しいて言えば、タスク管理・作業を持ちすぎず、適度に人に仕事を振る能力はあがったかもしれません。
全員に家庭の事情を説明しているわけではないので、快く見えていない方もいることでしょう。
これが実態
休暇を取って、定時に帰って、療育に携わって・・・聴こえはよいかもしれませんが、私は幸いにも会社・上司・同僚の理解があって実現できています。
決して全員が同じことができるとは思いません。
コロナや働き方改革など時代の運もありました。
割とぎりぎりです。
「男は仕事をするもの、女は家庭を守るもの」そんな話ではないです。
父親も育児・療育に真剣に取り組んでいます。
これが私の実態です
最後に
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つたない文章、最後までお読みいただきありがとうございます。
父親の療育への参加と仕事の両立について、思うところ、我が家の話を書いてみました。
母親、父親、それぞれ見えていないところがあると思います
この記事がなにかの気づきになれば幸いです
父親目線の記載なので、妻にも私が見えていない苦労、苦悩が絶対あるはずです。
それを見せるかどうかは、妻次第ではありますが、
そういった面があることも考えながら、協力して育児、療育を一緒に頑張っていければと思っています。