【作成日:2022/01/08】
「こどもの選択肢を増やして、世界を広げてあげたかったから」
我が家が人工内耳手術を選んだ理由です。
はやいものでもうすぐ人工内耳手術をしてから1年が過ぎようとしています。明確な発話は見られませんが、喃語のようなものは出始めているという状態です
双子の耳年齢とその頃の様子は、以下にまとめておりますのでご参考まで。
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全2回の記事となります。
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コクレアかメドウェルか
我が家の手術のタイミングでは、コクレアかメドウェルが選択肢でした。
まず、人工内耳を取り扱っている、かつ日本で使用できる会社は少ないです。
我が家が手術したタイミングでは3社くらいで、その中でもコクレアかメドウェルどちらかという世の中でした。
病院によっては、片方の会社しか取り扱っていないなどありますが、
いわれるがままに会社を決める必要はなく、ご自身で選ぶことができますので、お伝えします。
病院がどうしても扱えないというのであれば、手術だけ別の病院で実施することも可能です。
なお、両耳手術についても、まだできない病院があるそうなので、両耳を希望して、手術だけ別の病院で実施したという親御さんの話を聞いたことがあります。
そこも医師の話だけでなく、患者(こちら)に選択肢がありますので、ご認識していただければと思います。
なお、あくまで我が家が決めたときの状況ですが、機能・性能はざっくり差異ないです。
交互に最新機種が出るので、手術するタイミングでどっちが最新かが大きな決め手となります。
我が家が選んだコクレアの最新機種はN7でスマホ連携機能がついたものでした。
次はMEDEL がスマホ連携+なにかをつけて発売する?したはず。です。
そのように交互に追いつき、追い越せを実施しているので、各社の最新機種の発売日と手術日を確認して決定するのがよいのではないかと思っています。
将来こどもに聞かれたら
将来こどもに、人工内耳手術なんてしたくなかった。。と言われる恐怖が頭をよぎる人が多いのではないのかと思います。
我が家、、私もそういった気持ちがありました。
その可能性がゼロになることはないです。
大事なことは、理由はなにであれ、「そのときのベストな判断をした」のだと言い切れる信念を持つことが大事だと思っています。
人工内耳手術を選ぶということは、それだけ悩んで決めるべきことだとも思います。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
我が家が人工内耳手術を決断した話を書いてみました。
人工内耳をして、順調にリハビリが進み、発話が出てきたおうちで手話を使うことがなくなったという話を聞くこともあります。
だけど、人工内耳手術をしたからといって、聴者になるわけではないことを忘れてはいけないと思っています。
人工内耳をはずせば、聴こえない世界があり、人工内耳をしていたとて、聞き取りずらい環境は多々あります。
難聴者であることには変わりない、我が家は手話第一言語で続けていければと思っています
最初の記事はこちら 人工内耳手術の決断(1/2)